
どんなことができるのでしょうか?わたしたちは信じます。
ひとりひとりの力で世界はきっと変わる。
ワールドキャンサーデーは、世界中で人々ががんのために一緒にできることを考え
約束を取り交わし、行動を起こす日です。
みなさまからのご要望により、
2月10日までとしておりました配信期間を延長させていただきます。
(オンデマンドでご覧いただけます。)
UICC日本委員会の加盟組織と共に企画したこのワールドキャンサーデー・セッションでは、がんを取り巻くさまざまな社会課題について、それぞれがその役割を通じてがんとどう向き合うかを語り合い、未来を切り拓く決意を新たにいたします。誰一人取り残されないがん医療のために、今回視聴された方々が知見を共有し、未来に向かって前に進むためのセッションです。
グローバルリーダーズメッセージ
UICC日本委員会では、UICC-ARO(UICCアジア支局)の活動として、アジア地域のがん医療におけるUHC(ユニバ―サル・ヘルス・カバレッジ)の実現にむけた政策提言活動をおこなってきました。「誰ひとり取り残さないがん医療」へのグローバルリーダーたちのメッセージです。
LIGHT UP THE WORLD
UICCワールドキャンサーデー2021
I AM AND I WILL
- 未来にひかりをつなぐ -
2021年2月4日[木]
17時30分~18時20分
ゲストのご紹介
- 坂本龍一音楽家
Photo by zakkubalan ©2020 Kab Inc
- 吉永小百合映画俳優
点灯式は、みなさまのご協力により無事終了いたしました。
ありがとうございました。
点灯式の様子は、下記からご覧いただけます。
開催日時 | 2021年2月4日(木) 17:30~18:20 |
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ゲスト | 吉永小百合(映画俳優) 坂本龍一(音楽家) |
UICC日本委員会 | 野田哲生(UICC日本委員会委員長・がん研究会がん研究所所長) 中釜斉(UICC日本委員会幹事・国立がん研究センター理事長) 河原ノリエ(UICC日本委員会広報委員長・東京大学特任講師) |
プログラム | イルミネーション点灯、トークセッション、フォトセッション
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主催 | UICC日本委員会 |
特別協力 | 東映株式会社 |
※坂本龍一さんはビデオメッセージでの出演のみとなります。
※点灯式開催については、新型コロナウイルス感染状況により予定を変更させていただく可能性がございますこと、予めご了承ください。変更の際は改めてお知らせいたします。

2021年
ワールドキャンサーデーにあたって
2020年は新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威をふるいました。がん医療は世界中で未曽有の事態に直面し、いまも多くの方々が、苦難のなかにおられると思います。感染症が人と人の繋がりを分断し、ソーシャルディスタンスという距離を私たちに強いている中、今年も2021年のワールドキャンサーデーを迎えることとなりました。
ワールドキャンサーデーは、2000年2月4日、パリで開催された「がんサミット」から始まったUICCの取り組みです。今年は2019年から3年間続いているキャンペーン「I AM AND I WILL」(私は今、そしてこれから私は)の最終年度にあたります。
人は誰でも社会のなかで役割をもって生きている。各々が各々の役割をもって、がんという病に立ち向かう力をもっている。この未曽有の事態に、私たちはあらためて、各々が自分自身の「これまでとこれからに」ついて深く考えることとなったのではないでしょうか。
UICC日本委員会では、2021年2月4日(木)のワールドキャンサーデーにオンラインで日本と世界をつなぐ「Light Up the World」を通じて日本各地を光でつなぐ瞬間を分かち合い、この苦難の中でがんに立ち向かう想いをひとつにしたいと思います。併せて、ワーキンググループセッション「I AM AND I WILL 誰ひとり取り残さないがん医療をめざして 」をオンラインにて開催いたします。今このときこそ、I AM AND I WILLの決意を分かち合うにふさわしい時であると考えます。
UICC日本委員会では昨年夏より各加盟組織とともに準備をはじめ、10月の広島の日本癌学会のブース展示にてその概要を公表いたしました。その後、各組織から集って頂いた方々とともにワーキンググループセッションを企画し、ワールドキャンサーデーという記念すべき日に、がんをとりまく様々な課題について語り合い、各々が、自分の役割を通じて、このがんという病にどう向き合うかを語り合い、未来を切り拓く決意を新たにする機会としたいとおもいます。
UICC日本委員会委員長 野田 哲生
厚生労働大臣 田村 憲久
がんを知り、がんの克服を目指す社会をつくります。
UICC日本委員会委員長 野田 哲生
世界と日本のがん対策をつなぎます。
I am the Minister of Health, Labor and Welfare. And I will create a society in which we strive to learn about cancer and overcome it.
Tetsuo Noda(L)
I am the Chairman of the Japan National Committee for UICC. And I will connect the cancer control measures of Japan and the world.
UICC日本委員会賛助会員
(五十音順)
- 協和キリン株式会社
- 日本放射線腫瘍学会
SNSボードのダウンロード
写真で使われているSNSボードがダウンロードできます。
サイズ:300mm*350mm
形式:PDFファイル
UICCでは3年間の「IAM and IWILL
わたしはいまそしてこれからわたしは」というそれぞれのがんに立ち向かう想いを伝えあうキャンペーンが続けられています。
ひとはみなそれぞれにがんにたち向かう力をもっています。 UICCは皆さんのがんに立ち向かう想いを繋げていくお手伝いをしていきたいとおもいます。お声をお寄せください。
wcdjapan@worldcancerday.jp
UICC日本委員会広報委員長 河原ノリエ
I AM AND I WILL
2019年から3年間のキャンペーンがはじまっています。テーマは「I AM AND I WIILL」(私は今、そしてこれから私は)。一人ひとりががん撲滅に積極的に関わり、行動を起こし、未来に影響を与える力を持つことを表しています。
TOPICS

2019年のワールドキャンサーデーについて
詳細を見る【PDF】

[特別インタビュー]ディナ・ミルアド・ヨルダン・ハシュミット王国 王女が語る
がんとの闘いに国境はない ー私たちがいま、できることー
詳細を見る【PDF】

2018年のワールドキャンサーデーについて
詳細を見る【PDF】
UICCについて
UICC(Union for Internal Cancer Control)は、1933年に設立された世界的な広がりを持つ民間の対がん組織連合です。ジュネーブに本部を置く世界最大の対がんコミュニティで、現在は世界の172カ国から1200団体が参加しています。国連経済社会理事会(ECOSOC)の諮問機関であり、世界保健機関(WHO)、国際がん研究機関(IARC)、国際原子力機関(IAEA)、国連薬物犯罪事務所(UNODOC)と公的な関係を結んでいます。
ライトアップイベント「LIGHTUP THE WORLD」をカレッタ汐留の協力でイルミネーションをUICCカラーである「ブルー」と「オレンジ」にライトアップし、思いをひとつにし、日本が「がん」に立ち向かう決意を世界に発信してゆきます。
結成以来、研究者・医療従事者等の専門家による科学とエビデンスを中核としながら、様々な団体が連帯して世界的ながんの負担の低減と不平等の解消、がん対策が世界的に優先的な課題となるよう支援することをミッションとしています。
ワールドキャンサーデーのほか、世界がん会議や世界がんリーダーズサミットを開催し、草の根から国際レベルまで、すべてのレベルでがん制圧のためのアクションをリードしています。
URL:https://www.uicc.org/ (英語)
UICC日本委員会とは
UICCに加盟している日本の組織が集結し、世界対がん宣言の実現のためにUICCを支援・連携して活動する日本の独立組織です。「誰ひとり取り残さないがん医療」という、SDGsのゴール3でもあるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)のがん領域での実現を掲げ、研究者や臨床家など専門家を中心に、幅広いステイクホルダーと協働しながら科学的根拠に基づいたがん征圧のためのアクションを行っています。
1960年代に結成され、当時世界最大級の国際会議であった第9回世界がん会議の東京開催を成功に導いて以降、わが国のがん研究と研究体制の発展の原動力となってまいりました。事務局を(公財)がん研究会に置き、日本の主要ながん専門学会、がんセンター、研究所、研究基金、病院、対がん協会など29団体が参加しています。
第9回世界がん会議の様子
© Produced by Tokyo Cinema Co., Inc.